第9回 食品添加物とどう付き合う?
今回のテーマは、「食品添加物」です。
食品添加物は、敵でしょうか、それとも、味方でしょうか?
どちらでもありますね。
それでは、そんな食品添加物と、
どうやってつきあっていけばよいのでしょうか?
現実的な対処法が必要ですね。
現代人の一人あたりの平均の食品添加物摂取量は、
年間に4〜5kgにもなると、どこかで聞いたことがあります。
平均ですから、
コンビニ食などをよく利用する人は、もっと摂取していることでしょう。
ちりも積もればで、
そんな量が体に入ることを考えると、本当に、恐ろしいですね。
ただ、この類の話し、
要するに、食品の安全性についての話しなんだけど、
実際のところ、具体的に、どのように対処していってよいものか、
なかなかに難しい問題だと思うのですよ!
過度に神経質になるのも、楽しくなくなってしまうし、
かと言って、全然、気にしないっていうのも、
家族の食を預かる者としては無責任のように思えて、
まあ、スタンスの取り方が難しいわけですね。
そこで、まあ、これくらいのスタンスが妥当かなっていうところを、
書いてみることにしました。
★お買い物の際に
ラベルをチェックするということなんですが、
どうですか?
皆さん、チェックされてますか?
意外に、ま、いっかー、っていう感じで、
ショッピングカートに入れてしまっていませんか。
多分、成分表示をみても、よく分からないからではないかと思います。
確かに、大概は、聞いたこともないカタカナが並んでいたりしますから、
どんな目的の添加物で、危険度はどれくらいなのか、
一々、判断のしようがありませんね。
だから言って、無頓着になっては、怠慢というもの。
なにも、膨大な数の添加物の勉強などする必要はありません。
チェックのポイントは、
やはり、聞きなれない、見なれない添加物の数が、
どの程度使われているのかといった程度で十分ではないでしょうか。
そして、やはり、それらが極力少ないものを選びましょう。
★要は加工度が高いか、低いか
ラベルをチェックすることが一番大切なことのように思いがちですが、
ちょっと、きりがありませんし、
もともとの原材料に使われている添加物は表示義務がなかったりして、
結局は、抜け道もかなりあるそうです。
そこで、最も確かな防衛手段は、
どの程度、加工されているかどうか、です。
加工度が高いほど、添加物の種類と量は多くなることは間違いありません。
ですから、出来るだけ、加工度の低いものを選ぶのです。
お野菜なんかでも、
予め、カットされているお野菜なんかは、
大量に保存料なんかの薬品が使われています。
もちろん、加工度が高いということは、
すなわち、手軽で手間入らずなものになるのですが、
どうしても、省かざるを得ない手間であれば仕方ないのですが、
その辺りの兼ね合いですね。
極力、加工度の低い食材を使うことです。
また、収穫されたり、製造されたりした場所が遠いところのものほど、
やはり、添加物がたくさん使用されているとみたほうがよいでしょうね。
★色や風味など、本当に必要かどうか
食品を長持ちさせることの他に、
添加物の使用目的として、よくあるのは、
見た目を美しくしたり、
風味をなんとか風にしたりすることです。
これって、本当に必要ですか?
色が美しい明太子やお漬物等、
反対に、色が鮮やか過ぎる食品なんて気持悪いという感覚が必要でしょう。
そして、食べやすく、飲みやすいように、
わざわざ、何とか風味をつけた食品なども、
実は、それほど、必要なものではなかったりします。
★自ら反応するようなカラダが大切
添加物まみれの食品を受け付けないカラダにすることが、
大切だということです。
頭(知識)でなく、カラダで判断し、選別するということです。
また、体がいったん浄化されると、
添加物が入っても、浄化されやすい体になっているはずです。
クライアントさんの中に、
最近“自然食のお店でランチをとったら、
ものすごく素材の味がしておいしくて、
自分の料理は不自然だと思った。
自分も調味料に気をつけ、砂糖の量を減らして料理したら、
今までとは違い素材の味がしてとてもおいしくなったという方が、
いらっしゃいます。
同じことですね。
いかがでしょうか?
食品添加物の現実的な対処法です。
体には60兆の細胞があり、毎日1兆個が作り変えられています。
なんと、1年で99%入れ替わるのです。
いい細胞を作り、健康であるためにあまり考え込まないようにしましょう。
考えすぎ、外部の余計な情報を信用しすぎると判断が狂います。
誰でも体内には強いエネルギーが満たされています。
自分の体が発せられるエネルギーに耳を傾けてみてくださいね。
100%を目指す必要はありません。
せいぜい、80%くらいを目標にして、
あまりストレスを溜め込まないようにしましょうね!
Liebe Marille <リーベ マリール>
青山 裕美
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