リーベマリールの治療日記


第2回 朝食を食べることから始めよう!

読者の皆様、こんにちは。
今月も、“体作りの基本”についてお話していきたいと思います。


★自分の体を信じましょう!

何年間もできない、生理不順だからかもしれない、
もう自分は歳だから、とか悲観したり、
得た知識からそうだと自分で決めつけ思い悩んだりする前に、
自分の体の可能性を信じましょう!

自分の体をいたわり、信じてあげないと可哀想じゃないですか?

私も39歳で妊娠し、娘は今年4歳になりますが、
(これで私の歳が、ばれてしまいました!)
“まだ産めるぞ〜、ノープロブレム!”と正直思っていますよ。

そういう気持ち、皆さんには、おありでしょうか?

人間にはものすごい自然治癒力があるのですから、
焦ってストレスを溜め込んでしまうより、
今は落ち着いて、じっくり取り組むことが、
結果的には早道になることは、前回お話したとおりです。


★原点に戻るとういうこと

なかなか妊娠できないと悩んでいること自体が、
目に見えないところでかなりのストレスになっているかもしれず、
ここでもうすでに体も心も病んでしまっています。

だってあなたは自分の体を信じないで裏切っているから!

原点に戻りましょう。

よーく、考えてみてくださいね。
すぐに妊娠することを望む気持は、私にも、よーく、分かります。

けれども、長いスパンでみていくことにしましょう。

皆さんのおなかの中には、
赤ちゃんになる卵があることを意識したことありますか?
そして、その卵、大切に育てていますか?

皆さんに子供が授かったら、
おそらくほとんどの人が食事に気をつけたりすることと思いますが、
それでは遅いのです。

大切な卵を育てるために今一度、
基本的な食事について本気で考えてみてくださいね。


★朝食を食べることから

皆さん、毎日決まった時間に朝食を食べていますか?

初めて治療院を訪ねてこられるクライアントさんの中には、
何人も朝食抜きの人がやってきます。
“朝、時間がない”
“朝は食べる気がしない”
“夜遅くて朝は時間ぎりぎりまで寝ていたい”などなど。

でも子供が産まれたら、皆さん子供に朝ごはん食べさせますよね?

もし食べなかったら、食べなさい!といいますよね?

パンで軽く済ませてしまっている家庭がほとんどでしょうか?
それは朝食とはいえません。
このメルマガでもパンはお菓子だ、と強調されていますよね。

朝食抜きが生殖能力に及す影響はさまざまに考えられます。

まず、朝食抜きは低体温につながります。

そして、人間には25時間周期のサーカディアンリズムがあるのですが、
太陽の光りと朝食が、24時間周期にリセットしてくれ、
体のリズムが自然のリズムに調和することになり、
このリズムが、月経のリズムを作り出すことは言うまでもありません。

また、朝食を抜くと、お昼に食べる量が知らず知らずに増え、
血糖値が上昇しやすくなり、インスリンの分泌が増えます。

さらには、朝食を食べないと脳の温度も上がらないままになります。
脳は肝臓からブドウ糖を補給していていますが、
肝臓でも蓄えは12時間しかなく、
朝食抜きでは脳が栄養不足でイライラしたり集中できなくなります。

まあ、これ以上の難しい説明は、細川さんにお任せするとして、
私のクライアントさんたちはどのようにしていったと思いますか?

30分早く起きて食べるようにした、
朝は6時に家を出ないといけないので、
朝はお弁当を持って朝弁を会社でとることにした、
会社の近くの自然食のお店で朝食をとることにした、
と皆さん忙しいのに頑張っています。

朝5時に起きてご飯を作る方もいるのですよ!
確かに忙しい中、少しでも長く寝ていたい気持ちはよくわかります。
でもきちんとご飯、味噌汁、果物などをとることで、
体が温まりエネルギーが沸いてきて眠気もなくなります!
前日の残りの味噌汁に卵を落とすだけでも構いません。
玄米ご飯に海苔やじゃこ、しらす、ごまなどかけたりして、
ちょっと工夫してみるだけで全然違います。
朝起きて、朝ごはんが食べたいという気になり、
食べておいしい、元気がでてきた、という気持ちにならないとだめです。
朝食(ごはん)を食べる気がしない、ということ自体、
正常な体ではないということを自覚してください。

それは、卵巣にある卵に栄養をあげていないのだ、
くらいに考えるべきだと、私は、本気で、思っています。
少し、自分に危機感をもってみて欲しい、そんなふうにさえ、思います。

きちんと座って、きちんと噛んで、おいしいと思って、いただく!


★必ず、結果が伴います!

それではどのような変化がみられていったでしょうか?

まず、1週間に1回しかなかったという便通が毎日のようにお通じがある、
頭がすっきりする、
休みでもだらだら寝ないで、きちんと起きて食事をとるようになった、
朝の電車の中で眠くなくなった、などさまざまです。

便通に関しては同じものを食べているご主人も、
一日1回が2回、3回と快便になった、
など、クライアントさん同士、
まるで、申し合わせたように同じ事をいっています。

このように、体のいろいろな機能がちゃんと働くことで、
体全体のバランスが、徐々に、整うことになり、
その結果、妊娠しやすいカラダになることは間違いありません。

また、自分自身だけでなく、
ご主人の体も変化してくるのは大きな進歩ですね。

朝食抜き、もしくはパン食など、
既に定着している食生活を変えるというのは難しいかもしれませんが、
慣れてくればなんでもありません。
クライアントさんはみんな努力して、
毎日の食事がいかに重要であるか、ということを改めて実感しています。

次回以降も食事の話しを続けたいと思います。

それまでに皆さんに少しでもよい変化がみられるように、頑張りましょうね!



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